本
本の内容を一言で表す、かいつまんで話す、という行為は「教育」スキルをぐんと上げる絶好の練習になるかもしれない。「教育」といえば些か格好つけた言い回しに聞こえるけれども、私はもっと広義に意味をとっている。人生、他人になにも教えずに死ぬことは…
山本くん(やまほんくん)をご存知だろうか。 僕は前に数回お目にかけたことがあって、なんとなく面白そうなガチャガチャが出たもんだなぁと思っていた。あぁ、山本くんはガチャガチャなんですよ。一回二百円。このあいだたまたま見かけてもう一度よく見たらど…
【厭な小説】という短篇集を購入。京極夏彦は初めましてだった。 「厭」とは、はて、どの程度厭なのだろうかと思ったところから購入に至る。本もまた、分厚くて誠によろしい。厭な小説 文庫版 (祥伝社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 201…
タイトルからは察し得ないだろうと思います。 実際僕もどういう経緯でこうなったのか、些か疑問でありながら、まさか村上春樹さんがあの【風雲文庫】に行った経験があるとは、、、 村上春樹さんはそもそも好きです。 特に好きなのは『カンガルー日和』と『中…
紀行文とは、旅の記録のようなものである。僕は専らその手の本どころか文章も読んだことなんてほとんどなかった。つい最近、某古本市にて私の好きな著者の一人、巌谷國士氏の紀行文(といっていいものか?)をまとめた一冊の本「日本の不思議な宿」という文庫…
僕の中で文学は最も短篇集で生きてきたと言っても過言ではないだろうと思います。学校の朝読書で、読む気もないのに読まなきゃいけなくて、本が当時嫌いだった僕にとってこの時間は本当に辛かった。(読まないと怒られる。意味がわからん。)そう思ってました…
前回の記事の続きです。さて、前回の5冊は主にノベルズでした。 あまり小説は読まない質ですが、それでも読めるくらい面白かったやつです。おそらく小説のストーリーとかで、僕のタイプとかが浮き彫りになるのではないかなと思います。 もし同じタイプとかだ…
Twitterで『本棚の10冊で自分を表現する』ってやつが少し盛り上がってて。僕の大好きなNaverにもまとめが上がってて見てたんですけど。 この季節にピッタリな素晴らしい企画だと思いまして僕も便乗したいなと思ったのでTwitterじゃなくてここでやってやろう…
僕はブックオフに月に4〜5回は行くほど好きなんですよね。基本ブックオフは誰かが読んでた本たちの本棚なわけです。 なにかしらの価値を見出して手に取り、売ったのだろうと思うので、よく僕はブックオフに行くと自分が読まないジャンルの本とか手に取らなさ…
ナンセンス。初心者の心得をずっと持ち続けることだ。大人は子供の純粋な気持ちを忘れていく。 それと同様であり、「初心忘れるべからず」という言葉がどんなに重い言葉かを、もっと深く考えるべきだ。 前にも述べたが、当たり前のように蔓延っている言葉は…