2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
自分は長い歴史からみたら本当に儚いものだろうが、自分を末永く存在させる方法は【書く】ことにあるのかと、此処最近は強く思うようになった気がする。理由はわからない。 夜だからかもしれない。夢想家でいることが最も幸せなんじゃないか。僕はそんなこと…
本の内容を一言で表す、かいつまんで話す、という行為は「教育」スキルをぐんと上げる絶好の練習になるかもしれない。「教育」といえば些か格好つけた言い回しに聞こえるけれども、私はもっと広義に意味をとっている。人生、他人になにも教えずに死ぬことは…
山本くん(やまほんくん)をご存知だろうか。 僕は前に数回お目にかけたことがあって、なんとなく面白そうなガチャガチャが出たもんだなぁと思っていた。あぁ、山本くんはガチャガチャなんですよ。一回二百円。このあいだたまたま見かけてもう一度よく見たらど…
【厭な小説】という短篇集を購入。京極夏彦は初めましてだった。 「厭」とは、はて、どの程度厭なのだろうかと思ったところから購入に至る。本もまた、分厚くて誠によろしい。厭な小説 文庫版 (祥伝社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 201…
タイトルからは察し得ないだろうと思います。 実際僕もどういう経緯でこうなったのか、些か疑問でありながら、まさか村上春樹さんがあの【風雲文庫】に行った経験があるとは、、、 村上春樹さんはそもそも好きです。 特に好きなのは『カンガルー日和』と『中…
紀行文とは、旅の記録のようなものである。僕は専らその手の本どころか文章も読んだことなんてほとんどなかった。つい最近、某古本市にて私の好きな著者の一人、巌谷國士氏の紀行文(といっていいものか?)をまとめた一冊の本「日本の不思議な宿」という文庫…