人生は哲学だ~凡人の生き様日記~

啓蒙思想家に憧れ。理想は新渡戸稲造。 レオナルド・ダ・ヴィンチよりも多趣味だと思いたい。学問的、哲学的、時にアニメとか映画、んで個人的な雑記で、理想は酒でも呑みながらある種の娯楽として楽しめるものになればといいな的ブログ

Twitterの『#本棚の10冊で自分を表現する』に便乗する【後編】

前回の記事の続きです。

さて、前回の5冊は主にノベルズでした。
あまり小説は読まない質ですが、それでも読めるくらい面白かったやつです。

おそらく小説のストーリーとかで、僕のタイプとかが浮き彫りになるのではないかなと思います。
もし同じタイプとかだったら仲良くしたいです。
いや、
そうじゃなくても仲良くしたいです。
よろしく。

さて、では残りの5冊いきますかね。


【思考の整理学】
外山滋比古

もう王道ですよね。
国語の教科書にも、書店でもとにかく多くの作品を世に出してる外山先生。
やはり、王道は手にとって間違いないです。

僕はわりとアウトロー思考で、僕は皆と違う。みたいなことを昔から(今もまぁ有りますけど)言ってて、俗に言う王道というものをあえて避けてたところがあったんですけど、その考えは視野が狭かったと言わざるを得ない。そんな作品です。
僕が本をよく読むようになったのも、外山先生の作品から急に上昇したと言えるくらい影響がありました。
おかげで外山先生の本はほぼ全部持ってるくらい好きになりました。
とにかくこの思考の整理学は題名の通りのことも書いてあれば、生きる喜びみたいなものを淡々と書かれており、人生が少し明るくなった気がします。
また、情報の整理には本当に参考になりまして。一生の財産になりました。
本棚にある切り抜きやら印刷したものやらは、まさしく『我が思考、ここにあり。』です。


夢十夜
夏目漱石

子供の時、唯一国語の教科書で今になっても惚れ込続けた作品。
国語で出会う話には、ほかにも好きな話はあります。スーホーの〜やら、やまなし。他にもありますけど本まで買ったのはこの夢十夜のみですね。
全部の作品が好きではないんですけど、夢十夜だけは兎に角好きで、何度も何度も読みました。
でもたしか、国語の教科書のは全部乗ってなかったと思いますけどね(^^;)

幻想文学が好きなのはこれがきっかけだといえますね。
しっかし、第一夜の話がまぁーーー素敵。
子供ながら吸い込まれてましたね。
今でも映像が浮かぶ程。
かくも儚き詩にハマりました。
またあの時代ならではの空気感。いいですね。
短編だし苦手な人でもおすすめです。
今の本は他の作品も一緒になってるので一石二鳥だと思います。


【世界十五大哲学】
大井正 他

もはや僕が哲学にのめり込んだきっかけの本であり、この本以外の入門書はお勧めしたくないくらい好きな本です。
線やら書き込みでボロボロです。
今まで哲学の意味をよくわからずなんとなくな感じでしたが、これを読んだことによって人生に道が開けた。というより視野が広がった。
ものの考え方、捉え方。様々な主義とか思想、歴史背景なども一気に知れる。人生をより良く生きようとした先人たちの教えが詰まってます。これは教員とかその手の人たちは必読と言えそうなくらい。いや、読むべきなんじゃないかなぁ。
んで、どうせ生きるなら一つくらいこれだといえるような思想を持つといいと思います。
自分で作るもよし、先人を見習うもよし。

人生の参考書というべきでしょうか。
好きな本です。



【プシュケの涙】
柴村仁

なんでかなー。
読まなそうなタイプなのにしっかり読んでたのがあったわーー。
これ、ミステリーなんですけど。
なんだろう。切ないなー。
僕が読んだのは、講談社の方じゃなくて、メディアワークスの方で、表紙もまた。。。ねぇ。

いいんだよねー。

学生のノリもあり、ミステリー要素もあり。
結末の方とかもう、、ね。
って感じ。


文学作品だなーって感じです。
映画とかアニメじゃない魅力を感じれる本だと思いますよ。
ただラノベっぽいけど挿絵無いのでそこ気にする人はお気をつけて。



【指導者の条件】
松下幸之助

指導者を目指すものとして、手に取らないわけがない。
この本には、とにかく教養が身につくことがびっしりと書いてあります。
この本の良い所は、著者自身の独断による条件の提示じゃなくて、歴史的な人物を片っ端から挙げつつ、その人柄や歴史を通して、松下先生の言葉を含めてその指導者としての技術を明らかにしつつ、それだけに留めず、それを現代に当てはめようとする姿勢まで書ききっている所がポイントだと僕は勝手に思っています。
現代の時代の状況をわからずして、そのまま教えを用いるのではなく、取り巻く状況からどう応用すべきか。というところまで考えさせてくれる本です。

タイトルだけ見ると、なんとなく著者の独断で、指導者っつうのは、あーしろ、こーしろ。んで、これはだめ、これはいい。
みたいな事が書いてあると思いそうですが(最近の本がやたら著者のエゴで書かれてるから余計にそう思う←←←)
やはり今でも愛される所以はそういう類のものではないからですね。
この本のおかげで多くの偉人に興味を持ちまして、一石三鳥以上の収穫になりました。
ほんとうに出会いに感謝です。




以上10冊の本を挙げさせていただきました。
思いの外文学作品によってしまいましたが、本来持っている本はもっとお堅い本が多いと思います。。。

とにかく今持っている本の数が尋常でないので挙げるのが大変でしたが、なんとなくその人の個性が見れて楽しいのではないでしょうか。
他の人の記事があれば覗いていきたい。んで共有したいです。
読書の秋バンザイ。

てなわけでこれにてドロン。