人生は哲学だ~凡人の生き様日記~

啓蒙思想家に憧れ。理想は新渡戸稲造。 レオナルド・ダ・ヴィンチよりも多趣味だと思いたい。学問的、哲学的、時にアニメとか映画、んで個人的な雑記で、理想は酒でも呑みながらある種の娯楽として楽しめるものになればといいな的ブログ

言葉数撃ちゃ当たる現代の唄。んで岩と硬い場所に挟まる僕。


言葉数撃ちゃ当たるのは要は最近の曲の歌詞は―平成生まれのアーティストを指す―どうも言葉を早口でマシンガントークするが如くの曲が多い。
そしてそれだけじゃなくて、ジャンルがみーんな同じで僕は最近音楽を聞けなくなっている。
というより、今出てくる音楽を受け付けなくなってきているように思う。

それだけ歳をとったとでも言うのだろうか。
どうも信じ難い。

僕の両親は「最近の曲は本当にわかんない。」
「何言ってんのかわかんない。」
「わからん。」

とまぁ、こんな具合だった。

そんなセリフを聞いてから一人暮らしをして、2、3回引っ越しをして転々としてかれこれもう随分経った。

僕が思っている以上に世界っていうのは、否、時間というのは淡々と僕の身の回りを置いてけぼりにしたまま通り過ぎて行くんだなぁ。と思わざるを得ない。

それくらい僕も大人になっていればいいのだが。

そう。
とにかく親が言っていたセリフを僕が今TVをスナックとミモザというわけのわからないコンビネーションで飲み食いしながら言っていたことに気づいた。

Stuck between the rock and the hard place.

ローリング・ストーンズのこの歌詞が兎に角今の状況にピッタリだな。
とクールに決めてみたいものだが、もうこれは自分を呪うかみんなそう思っているかで明日からの心持ちが何となく変わる気がする。

兎に角、何をお前は言いたいのか。というと、
かいつまんで言うとこんな感じ:

【現代の人気として挙がる曲は洗脳的である】
【...つまり感情のない『灰色』な曲】
【結局はアーティスト自身がメディアにマニピュレートされている】

僕には今の音楽には灰色に感じる。
昭和〜2000年までの音楽には僕はカラフルに感じたものだった。

僕には色を感じる能力など無いのだけれど、どうも今の音楽を聞くと灰色が浮かぶのだ。

そして、歌詞は言葉が多すぎる。

時代なのだろう。
未来的でロボットが歌うようなそんな感じになるように。


オリジナルを出そうとおかしくなるバンド名。
メンバーは高校、大学生のバンド仲間の延長に近い。
うまく言えば楽しそう。そして等身大。
悪く言うなら、、、やめよう。


ちがう側面で言うならメディア向けに仕立てようとしてしまっているのだろうか。

バンドも売れる、半ば有名人になりたいところだろうか。


僕は何処かで歌の喜びの捉え方を間違えたのだろうか。

僕はアームストロングのような。
アイズレーブラザーズのような。
ジプシーキングスのような。

全般で言うならば演歌的な。
メッセージを送るような。。。

そのロマンが、現代の音にしばし寂しさが含まれるように感じてならない。

スタック ビットウィーン ザ ロック

アンド ザ ハード プレイス

僕の世代と
今の世代にそんな大きな差は無くても。
なかなかどうして、共感できなくなるのは一体何がそうさせたのか。

そんな微妙な狭間でジェネレーション・ギャップを感じているそんな夜。